2020年はこれからの働き方を大きく変える年になりました。
特に、人と接することが減ったことで、オンラインで働くということを経験された方も多いのではないでしょうか。
接客を伴う飲食業や観光業は大きな打撃となり、今までの集客方法だけでは難しく、新しい集客方法を模索していたりすることでしょう。
そこで今回は、まだWeb集客を本格的に行っていない伊勢志摩のお店などに、Web集客の方法と掛かる費用・料金の相場をご説明させていただきます。
1 伊勢志摩便利帳とは?



※オウンドメディア:自社で管理する情報発信用のブログなど
1.1 伊勢志摩の情報拡散として
伊勢志摩便利帳の中の人であるよっしーは、元々Web業界で働いていました。
役割としては、バリバリとサイト制作を行うエンジニアではなく、エンジニアが作成するウェブサイトの立案やユーザーアクセスの管理、できたウェブサイトをパワーアップさせるための記事作成などなど、
要はWeb集客・マーケティングをメインに担当していました。
この伊勢志摩便利帳を作成したのもWeb業界で働いていたときで、2020年の12月で丸3年になります。
地元伊勢志摩を盛り上げることと、大好きな伊勢志摩の備忘録として、Web業界にいた仕事の一環として伊勢志摩便利帳は作成されました。
未だ100ページも満たない小さなブログサイトですが、紹介している伊勢志摩のお店は、ほとんど検索1ページ目にいます。
これも一応Web集客としての手法がいくつか取り入れているから成せているんです。
2 ホームページ作成について


なので、自分で管理するものはウェブサイトっていうのが本当だけど、今やどっちも同じ意味として使用されているかな。
さて、Web集客を行うにあたって、先ずはホームページ(ウェブサイト)を作らなければ始まりません。
お店側から提供される公式の情報をインターネットでまとめたもののがウェブサイトであり、
公式情報があるのとないのとでは、ユーザーの信頼度は大きく変わります。
作成が素早くて楽なSNSも魅力的ではありますが、SNSを利用するカテゴリーとお店を利用するカテゴリーが一致しなければ大きな効果は期待できません。
そのため、SNS⇒ウェブサイトと両方作成し、信頼度を向上させ拡散度を上げることでより成果は高くなります。
ということで、ここでは、ホームページ(ウェブサイト)作成の価格相場を中心にみていきましょう。
2.1 ウェブサイトの人件費
ウェブサイトを作るためには、ウェブプランナー、ウェブデザイナー、ウェブエンジニアが必要になります。
顧客とのやり取りを行い、イメージを共有するのがウェブプランナーであり、その内容をウェブサイトのデザインとして具現化させるのがウェブデザイナー、最終的にウェブサイトとしてデータ化し作り上げるのがウェブエンジニアになります。
料理の写真や店舗の写真を使いたい!ってなった場合は、さらにカメラマンによる撮影が必要になります。


2.2 ウェブサイトの作り方
HTML | 昔からある一般的な作成方法 |
---|---|
WordPress | 全世界のウェブサイトの35%占める有名CMS |
HP作成サービス | 無料で作成することができる |
ウェブサイトの作り方としては主に3種類の方法があります。
HTML
先ずはウェブサイトの基礎となる「HTML」。昔からある手法で、HTMLコードを記述しウェブサイトを構築していきます。
昔からあるホームページビルダーなどのソフトを使用して公開することもできます。
メリットとしては、データのバックアップがシンプルであり、セキュリティー面に強いということ。
デメリットとしては、新しく追加をするたびに作りこまないといけないため、手間がかかることと、コードが複雑化しやすくSEO的に弱い面もあります。
WordPress
今日本でも世界でも多く利用されているCMSが「WordPress(ワードプレス)」。CMSとはコンテンツ・マネジメント・システムの略で、ウェブサイトを作り上げるためのソフトウェアのようなものです。
世界の6割はCMSを利用しており、そのCMSの種類の中でもWordPressの利用は7割と圧倒的です。
複数人管理ができたり、自由度の高い設計が可能であることから、ウェブ制作会社で利用することも多くなっています。
デメリットとしては、セキュリティ対策としてプログラムの更新が多いのですが、オリジナルで書いた記述が更新によって反映されないこともあります。
ちなみに、伊勢志摩便利帳はワードプレスを利用して作成しています。
HP作成サービス
無料でホームページを作ることができるサービスを利用することで、制作会社へ頼まなくてもご自分で作成することができます。
日本ではamebaowndやペライチなどが有名です。
決められたテンプレートの中から直感的に編集することができ、ECサイトも始めることもできます。
ただ、直感的に編集することも慣れるまで時間がかかることと、無料プランでは制限が多いため有料プランを利用することが必須となってくるでしょう。
2.3 ホームページ作成の費用・相場
一般的なサイト | 20万円~30万円 |
---|---|
独自ECサイト | 50万円~ |
毎月の維持費 | 1万円~ |
HP制作会社へ依頼した場合の相場は上記のようになります。
規模感としては、個人のお店という感じで企業のコーポレートサイトとなってくると、価格はもっと高くなります。
独自にECサイトを始めたい場合、専用のシステムを構築するため、費用が嵩みます。そのため、多くはネットショップ構築サービスを利用することが多いです。
毎月の維持費には、サーバー維持費やシステム整備費などがあります。どこまで管理するかで維持費も変わってきます。
3 Web集客について


3.1 Web集客の種類
無料 | ・SEO対策・MEO対策・SMO対策 |
---|---|
有料 | ・リスティング広告・SNS広告・アフィリエイト広告 |
他サービス | ・インフルエンサー |
まず、Web集客を行うには、さーちゃんがコメントしていたように、母体となるホームページ(Webサイト)やSNSアカウントを作成しなければなりません。
そして、作成したサイトやSNSを使い、Web集客を行います。
Web集客にはジャンルとしては大きく3つに分けられ、無料Web集客・有料Web集客・その他Web集客になります。
無料といっても、自分で行う場合は無料ということであり、業者に依頼すれば有料になります。
結果を早期に出しつつも長期的な成果を期待するならば、どれかをやるというよりも全てを組み合わせて行うことが必要になります。
3.2 無料Web集客
無料Web集客で行うことは、SEO対策・MEO対策・SMO対策など各媒体でアピールするための営業活動になります。
無料Web集客のメリットとして、管理するウェブサイトやSNSアカウントを成長・充実させることができるので、長期的な運用が可能になります。
デメリットとしては、成長までには時間が掛かるため、短期的な成果は難しいものとなります。
何をやるべきか?
ではそれぞれ何をやるべきか?ってことなのですが、SNSをイメージしていただくとわかりやくなります。
SNSアカウントを作っただけでは、フォロワーは集まりませんよね?プロフィールを作成し、画像などを使い投稿をし、ユーザーへアピールするためのフォロワー活動が必要です。
この活動を効率よく行う施策がSMO対策ってことになります。
これはSEO対策・MEO対策でも同じことで、「ホームページ(ウェブサイト)を作ったまま」「Googleマイビジネスに登録したまま」の状態は、「SNSアカウントを作っただけど同じこと」といえるのです。
サイトをアピールするためにブログなどの記事作成をしたり、Googleマイビジネスの情報も常に更新したりすることが必要なんです。
伊勢志摩という田舎だからこそ、Web集客はとても重要になります。ただでさえ都会よりも少ない人口なのに、集客する手段を減らしてしまったら意味がありません。また、都会よりもWeb集客の重要性が知られていない今だからこそ、その効果はより高[…]
無料Web集客の費用と相場
SEO対策 | 10,000円~50,000円/記事作成1本 |
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MEO対策 | 20,000円~50,000円/キーワード選定月額 |
SMO対策 | 50,000円~/SNS代行月額 |
SEO対策で一般的な方法はコンテンツSEOと呼ばれる記事作成を行うことです。
1文字5円~10円ほどの単価で1記事2,000文字ほどで依頼することができます。
金額の差はライターのレベルやキーワード選定、SEO対策込みか、依頼本数などで変わります。
MEO対策では、キーワード選定を行い、そのキーワードで検索をした場合に上位表示するような施策を行います。
長期間継続して行うため、半年以上で契約を結ぶことが多く、半年での費用は10万円を超えることが普通です。
SMO対策で最近多いのが、SNS代行です。投稿からフォロー獲得まですべて管理してくれるものです。
上記で挙げたものはそれぞれの対策の一部であり、その他にも対策は色々とあり費用も異なります。

伊勢志摩便利帳が、あなたが管理するホームページ等のWeb集客のお手伝いをします!ホームページのアクセスが伸びない。SNSの運用が面倒だ。SEO/MEOについて知りたい。ホームページもSNSも作り方がわからない。[…]
3.3 有料Web集客
有料Web集客で行うことは、Webメディアに「広告を出稿する」ことになります。
Googleがここまで大きくなったのも広告費をメインとしているからであり、その効果が認知されたという証拠ともいえます。
適当にサイトやSNSを見ていたら広告が出てくることは今や当たり前です。
車について調べれいたら、中古車案内の広告ばかり出てきたなんてことも、Web広告では可能となり、ターゲットユーザーに絞って広告を発信することができます。
リスティング広告やアフィリエイト広告を出稿したい場合は、Google広告かYahoo!プロモーション広告、若しくはASPというアフィリエイト仲介業者へ依頼します。
SNS広告はInstagram・Facebookページ・Twitter・LINEなど各SNSの広告プランにて出稿することになます。
それぞれ指定したキーワードで表示されるようにしたり、ユーザーの地域を限定して表示されるようにしたり、広告効果を上げる設定もできます。
メリットは無料Web集客での施策を行わずとも短期間で効果を発揮する点にあります。
デメリットとしては、広告出稿をやめてしまったら、ウェブサイトもSNSアカウントも充実されていない最初のままなことになります。
有料Web集客の費用
リスティング広告 | クリック課金制/オークション制 |
---|---|
SNS広告 | クリック課金制/インプレッション課金制 |
アフィリエイト広告 | 購入金額の何% |
上記の表は、主に費用が掛かる際のユーザーの行動条件になります。
リスティング広告の場合、特定のキーワードへ出稿しされ、ユーザーにクリックされることで費用が発生します。
1回のクリックあたり100円前後で設定されるのですが、同じキーワードで出稿するライバル企業などが1回のクリック単価を自社よりも高かった場合、自社の広告が掲載される頻度は下がってしまいます。
SNS広告の場合、リスティング同様にクリックされて課金が発生するだけでなく、インプレッション(広告表示)を1,000回されたら1回あたりの課金発生などもあります。
どれくらい表示されるかを予算内で考え上限を設定することが可能です。
アフィリエイト広告の場合、ユーザーが商品を購入することで課金が発生します。購入金額の何%などを設定することができます。

3.4 他サービス
その他のWeb集客として、インフルエンサーを使用する方法があります。
インフルエンサーとなるアカウントに自社商品の利用やお店への来店などをお願いし、その効果を発信してもらう方法になります。
相場はピンキリですが、1万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーを管理している仲介業者などもあるので問い合わせすることも可能です。
最近では、費用対効果を考え、全国的に影響力のあるフォロワー何万人のインフルエンサーよりも、特定のジャンルに特化していたり、地域限定で活動するフォロワー何千人のインフルエンサーを利用する方法などもあります。

4 まとめ
- ウェブサイト・SNSアカウントを作ろう!
- 作っただけではなく、集客する施策を行おう!
- 無料のWeb集客のSEO/MEO/SMO対策
- 有料の広告出稿
- インフルエンサーを活用する


Web集客で一番必要なことは、情報の質と量、それに時間です。
時間とは、インターネットへの滞在期間で、例えば、新しく作ったウェブサイトと5年経過したウェブサイト、同じ内容だった場合、5年経過したウェブサイトのほうが評価は高くなります。
時間は買うことができない(オールドドメインなどありますが、、、)ので、できるだけ早くWeb集客を行うことが賢明かと思います。
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