三重県の観光名所といえば、伊勢神宮ですよね。このページでは伊勢神宮について地元人のよっしーとさーちゃんがご案内したいと思います。
このページでお伝えするポイントとしては、お伊勢参りの本拠地であり、一番観光客が集まる、
- 内宮について
- おかげ横丁について
- 周辺アクセスについて
となります。


ページ内にある写真の左右をクリックすると、フォトギャラリーになるよ!
伊勢神宮
伊勢神宮と言われますが、正式には【神宮】。しかし、熱田神宮や明治神宮など他の神宮と区別をつけるため、「伊勢神宮」と呼ばれています。
また、伊勢神宮は「外宮(げくう)」「内宮(ないくう)」の2つだけでなく、全部で125の神社の総称となっています。
この125社は伊勢志摩を中心に三重県南部に全てあります。
伊勢神宮の歴史
地元では、「お伊勢さん」などとも呼ばれていますが、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られている内宮は、今から約2,000年前(11代垂仁天皇時代)に天照大御神が祀られていた奈良から伊勢の地へとやってきたことで始まります。
※御杖代(みつえしろ)である倭姫命(やまとひめのみこと)は各地を巡りながら天照大御神を祀る場所を探していたのですが、伊勢の地を訪れた際、天照大御神からのお告げにより伊勢へ鎮座することになりました。
※御杖代-神様の杖となって仕える者


内宮と外宮
内宮(皇大神宮) | 外宮(豊受大神宮) |
---|---|
天照大御神 | 豊受大神 |
太陽神 皇祖神 | 食物の神 衣食住の神 |
国土安泰 開運招福 | 五穀豊穣 商売繁盛 |
内宮へ天照大御神が鎮座されてから500年後、21代雄略天皇の夢に天照大御神があらわれ、「自分一人では食事が安らかにできないので、丹波国にいる御饌の神・豊受大神(トヨウケノオオカミ)を呼び寄せなさい」とのお告げがあり、内宮(皇大神宮)の近くに豊受大御神を祀るための外宮(豊受大神宮)がつくられました。
内宮と外宮という呼び名も、皇大神宮の後の作られた豊受大神宮を「外にあるお宮」という意味をこめて「外宮」、その後に皇大神宮を「内宮」と呼ぶようになったようです。
それぞれのご利益とお参りの仕方
内宮の主祭神「天照大御神」は太陽神であり、皇祖神(皇族の祖)です。
最高神であるため、お利益も個人レベルというよりは国土安泰など広く世界の平和を願うものとなっています。また、日を照らす(太陽神)イメージから開運招福などのご利益でも有名です。
外宮の主祭神「豊受大神」は食物の神・衣食住の神であることから、五穀豊穣・商売繁盛などの恵みを得られるご利益があるといわれています。
お伊勢参りとして内宮と外宮を参拝する場合、「外宮先祭」といって外宮からお祭りが行われます。これは、豊受大神が天照大御神の食事を司る神様のため、先ずは食事をつくりお供えする神饌(しんせん)から行われるためとなります。
そのため、参拝する順番も外宮→内宮とするのがならわしとなっています。
お願い事をするのは?
一般的な神社では、メインである正殿で個人が一番強いお願い事をしますが、伊勢神宮でそのお願い事の内容がちょっと違います。
内宮には天照大御神、外宮には豊受大神が祀られている正宮(正殿)があり、その他にも125社のうち内宮には10社、外宮には9社の別宮などが存在します。
先に述べたように、どちらの神様も個人レベルのお願い事というよりも、国の安定や生活の安定がご利益となっています。
また、ご自身のお願い事を優先するのではなく、感謝の気持ちを先にお伝えすることが信仰心としては必要であり、これは人間関係でも言えること。そのため、
- 正宮ではご報告・日々の感謝を
- 第一別宮で個人のお願い事を
と、参拝するようにしましょう。
第一別宮は、外宮では「多賀宮」、内宮では「荒祭宮」となり、それぞれ、豊受大神の荒魂、天照大御神の荒魂が祭神となっています。

伊勢神宮うんちく
伊勢神宮を参拝するときにちょっとした”うんちく”を持っていることで、より伊勢神宮を深く知ることになるでしょう。
これまで書いてきたことを覚えることももちろんそうですが、もっと手軽に知れるように、Q&A方式で案内していきたいと思います。
- うんちく③
- 火除橋って何?うんちく②でお伝えしたように、神苑には民家が並んでいたため、民家の延焼対策として堀川をつくり火除橋(ひよけばし)を架けることとなりました。
- うんちく④
- 五十鈴川の清流が触れる場所があるよ?御手洗場といって、清めの場になります。手前に手水舎がありますが、通は両方でまたは御手洗場で清めたりします。御手洗場の石畳は、徳川綱吉の母・桂昌院が寄進したものだと言われています。
- うんちく⑤
- 社殿って向きが決まっているの?風水では、命の源が北であるため、北に向かって拝むために南向き、または、太陽の光を集めるために南向きとされ、内宮の社殿は全て南向きとなっています(外宮の土宮だけ東向き)。また、天照大御神を主祭神とする全国の神明神社は、内宮方面に拝むように、西は西向き、東は東向きの社殿となっています。
- うんちく⑥
- 踏まずの石があるって聞いたんだけど?内宮の正宮から第一別宮である荒祭宮へ行く道中の下りの階段にあるのが踏まずの石です。割れ目が「天」や「人」という文字に見えることから、踏んではいけないとされています。たまにお賽銭が挟まっていることもあります。
- うんちく⑦
- 宇治橋の擬宝珠を触っている人がいるよ?宇治橋を再び渡って参拝終了ですが、最後から2番目の擬宝珠(西詰北側2本目)には萬度麻(まんどぬさ)というお守りが収められています。萬度麻は橋の守り神である饗土橋姫(あえどばしひめ)神社で1万回お祓いをしたお札ですので、擬宝珠を触ることで縁起がよいとされています。
- うんちく⑧
- 伊勢神宮には御神籤(おみくじ)がない?歩いて伊勢神宮へ行くことしかできなかった昔、一生に一度のお伊勢参りが大吉でないわけがありません。そのため、おみくじの必要性がなかったと言われています。また、最高神への参拝が凶なわけもありません。内宮周辺でおみくじを引くのなら、おかげ横丁内にある「おかげ犬みくじ」か「猿田彦神社」であります。
他にも色々とあり、ここでは内宮中心のうんちくですが、もっと詳しく知りたい方は伊勢商工会議所が主催する「お伊勢さん観光案内人」へお問い合わせしてみてください。
合わせて寄りたい神社
お伊勢参りの目的地「伊勢神宮」と合わせて寄りたい神社をご紹介!
一緒に参拝することで、ご利益がアップするかもしれないですね!
- 足神さん
内宮の宇治橋から3分ほど、おはらい町とは逆、駐車場の先にあるのが足神さんが祀られている「宇治神社」です。
ここ宇治神社の主祭神は大山祇神(オオヤマツミノカミ)で山の神の最高神。近隣数十社の神社を合祀したことで、全部で25の神様がおられます。
そのひとつが足神さんで、祀られているのが宇麻志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコヂノカミ)と言い、古事記では4番目に生まれた天神とされています。
スポーツ選手がよく参拝される神社でもあります。
- 猿田彦神社
内宮の近く、宇治浦田町の交差点にあるのが猿田彦神社です。
天孫降臨の道案内をした神様で、「みちひらき」のご利益があるとされ、新しいことを始める決意として訪れる方が多いです。
境内には奥様となる天宇受売命(アメノウズメ)を祀る佐瑠女神社があります。
天宇受売命は天照大御神が天の岩戸へ籠った際に、外で踊った芸能の女神であることから、芸能人が多く参拝する神社でもあります。
- 月讀宮(つきよみのみや)
内宮からおよそ2㎞離れた場所にあるのが月讀宮になります。内宮駐車場から歩いていくこともできますが、無料駐車場もあります。
内宮に別宮にあたり、第一別宮に次ぐ順位となります。
社殿が横に4つ並んでおり、右から月讀尊荒御魂、月讀尊(ツキヨミノミコト)、伊弉諾尊(イザナギノミコト)、伊弉冉尊(イザナミノミコト)が祀られています。
参拝する順番は、①月讀尊⇒②御魂⇒③伊弉諾尊⇒④伊弉冉尊となっているので間違えないようにしましょう。
月讀尊は天照大御神の弟神で、伊弉諾尊(父)、伊弉冉尊(母)の子供になるので、内宮と一緒に参拝することで家族神を合わせて参拝することができます。
- 二見興玉神社
最後に紹介するのが二見興玉神社で、今回紹介する神社の中では、一番離れた場所にあります。
海岸沿いにあり、周辺は歴史ある建物が多い観光地となっています。夫婦岩などでも有名です。
古くから、二見浦の海岸で禊をして伊勢神宮の参拝へ向かったとされており、伊勢神宮へ伺う前に訪れる方も多いです。
現在では、禊の代わりとして二見興玉神社で祓い清めを行うことができます。
伊勢神宮へのアクセス
さて、お伊勢参りの旅支度として、お車で移動する方にとって一番気になるところは、渋滞情報と駐車場です。
前半で伊勢神宮について書きましたので、ここでは、伊勢神宮周辺のアクセス状況と駐車場について、地元人のよっしーとさーちゃんがご案内したいと思います。
どのあたりで混雑する?
宇治浦田町交差点。直進すると宇治橋やA駐車場方面。満車の場合、左折へと案内されます。
内宮周辺では、宇治浦田町交差点を中心に宇治浦田西・宇治浦田東あたりが混雑しやすい場所になります。
宇治浦田町交差点は高速道路から来る車と国道23号バイパスから来る車の合流点となるため、車の量が多くなります。
また、内宮宇治橋に一番近いA駐車場は午前中で埋まってしまうため、A駐車場へ向かう方面が通行止めになってしまうと、B駐車場へ流す方面が宇治浦田東交差点方面だけとなってしまうため混雑していきます。
外宮周辺ではそれほど混雑するところはないです。

駐車場はどこがいい?
内宮周辺の駐車場は、メイン利用される市営駐車場が1,500台分ほど、混雑時の臨時として県営競技場の駐車場が300台分ほど、その他に猿田彦神社や個人経営駐車場があるので、2,000台分の駐車場はあります。
年末年始やお盆などの連休時以外の普通の日曜日であれば、それほど混雑なく駐車することが可能です。
ただ、内宮宇治橋に一番近いA駐車場は、駐車台数も少ないため、午前中には埋まってしまいます。(宇治浦田町交差点に満車と案内されます)
しかし、おはらい町やおかげ横丁で買い物・食事するのなら、その他の駐車場を利用してもさほど遠くないので安心してください。
伊勢の交通情報と駐車場案内はこちらのサイトで!「らくらく伊勢もうで」


外宮の駐車場は外宮のすぐそばにあり、450台ほど駐車することができます。
外宮も特別な日以外は駐車することはできますし、周辺もそこまで混雑することはないとは思いますが、もし満車だった場合は、伊勢市駅前にコインパーキングがありますので、そちらを利用してみましょう。
おかげ横丁とおはらい町
内宮の宇治橋から北へ伸びる昔ながらの商店街。全長700mほどあり、明治期を感じさせる歴史的な建築物を再現したお店が立ち並び、観光客の笑顔が絶えない通りとなっています。
さて、ここで問題!おはらい町とおかげ横丁の違いは?
などなど、ここではおかげ横丁とおはらい町についてまとめてまいります。
おはらい町について
おはらい町は内宮宇治橋と市営B駐車場とを結ぶ全長およそ700mの参道になります。
ほぼ中央に位置するのが赤福の本店で、赤福本店前から90度向きを変えた横に入った区域がおかげ横丁になります。
赤福をはじめ、伊勢うどんやてこね寿司などの郷土料理から、真珠などのお土産品などが立ち並んでいます。
コンビニはありませんが、銀行・郵便局はあるので、現金の引き出しも可能です。
観光客減少が叫ばれた昔、1980年代に昔の街並みを復活させようと県や市の協力を経ながらおはらい町の建物を修繕することに。
建物だけでなく、電線を地中に、道路を石畳にするなどし、1990年代には観光客が復活しました。
おかげ横丁について
おかげ横丁は、赤福本店前からおはらい町の横に広がる敷地面積約4,000坪の敷地になります。
江戸時代から明治初期にかけた建物が並んでいますが、おかげ横丁自体が完成したのは1993年で今からおよそ30年ほど前になります。
おかげ横丁を管理するのは赤福の子会社である伊勢福となっています。約140億円ほどの建設資金は全て赤福の自己資金ですが、完成後には観光客が増加し10年で借金を完済したとのことです。
今ではおはらい町よりもおかげ横丁のほうがネームバリューが上回っています。


おすすめのお店
おかげ横丁とおはらい町では、お土産や食べ歩き、ランチなどができるお店がたくさんあります。
1本横の国道23号線沿いのお店も含めると、100軒以上のお店があります。
ここではいくつかピックアップしてお届けしたいと思います。
- 和菓子のお店
- 赤福
- へんば餅
- 藤屋窓月堂
- 五十鈴茶屋
- 虎屋ういろ
- 太閤餅
- だんご屋
よっしー 上から6つのお店は伊勢に本店を構える老舗和菓子屋さんだよ。赤福は有名だね。だんご屋さんはおはらい町・おかげ横丁で唯一のだんご専門店。お店横から五十鈴川のほとりに行けるので、アツアツお団子と五十鈴川の景色は格別だよ。
- 食べ歩きのお店
- 伊勢角屋麦酒の地ビール
- まるごと果汁店の丸ごとジュース
- 伝兵衛のキュウリの一本串
- まる天のチーズ棒
- 豚捨のコロッケ
- 団五郎茶屋の松阪牛串
さーちゃん 地ビールを飲みながら牛串やチーズ棒、きゅうりの一本串を食べながら歩くのは楽しいよ。個人的にはお店に入るよりは食べ歩きのほうが好きかな~♪
- 郷土料理のお店
- ふくすけの伊勢うどん
- いかだ荘の的矢牡蠣
- すし久のてこね寿司
- 一升びんの焼肉・すき焼き
- えびや大食堂の魚介
- とうふやの豆腐・穴子料理
よっしー 定番はやっぱり伊勢うどんかな。伊勢うどんを扱っていいるお店はたくさんあるので、お好みを探してみては?
お店の営業時間
午前中から賑わいをみせる、おはらい町やおかげ横丁周辺ですが、お店が閉まるのはとても早く、18時頃にはほとんどのお店は閉まってしまいます。
そう!この勢いで夜ご飯も済ませたい!なんて考えてしまいがちですが、残念ながらディナー営業のお店はほとんどありません。
伊勢での宿泊や帰り際に夜ご飯を食べたいって方は伊勢市駅周辺に繰り出すことがおすすめ。
車でもコインパーキングが複数あるので大丈夫ですよ。

おすすめの宿泊ポイント
お伊勢参りや伊勢志摩旅行で宿泊するおすすめのポイントをご紹介!
それぞれの地域の宿泊施設の種類やおすすめする理由をまとめました。
お伊勢参りや伊勢志摩観光などでは、伊勢市を拠点に宿泊される方は多いです。ここ何年かで伊勢市駅前にも新しいシティホテルができたりもしてますが、ゲストハウスを新規オープンされるところも多くなってきています。そこで、伊勢志摩が地元の筆者が[…]
伊勢市駅周辺
- シティホテル
- ゲストハウス
伊勢市駅周辺には、観光だけでなく出張などにも利用できるシティホテルが多く集まっています。
ここ5年ほどで、新しいシティホテルが2棟、ゲストハウスが2軒できたこともあり、お伊勢参りでの宿泊の中心となる場所です。
伊勢神宮(外宮)がすぐそばにあるので、早朝の外宮→内宮参拝がスムーズに行うことができ、夜営業するお店も多いので、外食をする方にもおすすめです。
コインパーキングも多いので、お車の方でも大丈夫です。

伊勢神宮(内宮)周辺
- 老舗高級旅館
- 神宮会館
- ゲストハウス
宿泊施設の数は少ないですが、老舗の高級旅館にゲストハウスが数軒あります。
神宮会館は神宮の財団法人が運営する宿泊施設で、宇治橋の目の前にあります。早朝参拝の案内もしてくれます。
メリットとして伊勢神宮の近くで宿泊することで、翌朝の早朝参拝がしやすくなります。
デメリットとしては、夜営業のお店がないので、近くで外食することはできないです。

二見周辺
- 老舗旅館
- 老舗民宿
- リゾートホテル
- グランピング
夫婦岩で有名な二見地区は、二見浦駅周辺に老舗旅館<が、鳥羽市との境側はリゾートホテルやグランピング施設があります。
二見シーパラダイスや忍者キングダムなど、お子様が楽しめるアトラクション施設が近くにあるので、家族連れなどには便利な場所です。
宿泊施設の多くは海岸沿いにあるので、景観も素晴らしいです。
車で15分ほどと、内宮もそれほど遠くはありません。

鳥羽市
- 老舗旅館
- リゾートホテル
- シティホテル
- 老舗民宿
お伊勢参りで宿泊できる場所で、一番リゾートホテルの数が多いのが鳥羽市です。
鳥羽水族館などの観光地や美味しい魚介類を食べることができます。
ホテルは鳥羽駅周辺とパールロード沿いに分かれており、パールロード沿いは比較的新しい施設が多いですが内宮からはちょっと遠めになります。
電車でのお伊勢参りなら、鳥羽駅周辺がおすすめですが、古い施設も多いので予約の際にはきちんと確認しておきましょう。

伊勢志摩へ観光した方も海に囲まれた中育った地元人も全体に満足できる海鮮丼が鳥羽にあります。「お食事処むつみ」鳥羽&志摩は海の幸が豊富であり、色んなお食事処で魚介類を堪能することができますが、ここのむつみはその中でも絶品のうまさです。[…]
志摩市
- 老舗旅館
- リゾートホテル
- 老舗民宿
伊勢神宮からはちょっと遠く、内宮からは1時間弱ほどとなります。
伊勢志摩サミットが行われた賢島には高級リゾートホテルが並び、英虞湾の絶景スポットでもあります。
ゴルフ場もあり、長期宿泊で楽しむことができます。
賢島周辺以外には海水浴シーズンに盛んな旅館や民宿もあるので、お安く宿泊することもできます。

伊勢志摩への旅行目的って何ですか?伊勢神宮ですか?新鮮な魚介類ですか?もちろん、どちらもメインとして考えられることですが、そんな伊勢志摩の自然をちょっと高いところから眺めてみるのも気持ちいいですよ。横山展望台の天空カフェテラスで[…]
季節限定で伊勢神宮を楽しむ
伊勢神宮は季節や時期によって違う顔を見せくれるので、いつ行っても新しい伊勢神宮を楽しむことができます。
10回以上リピートする観光客も多く、それだけ魅力ある観光地であるといえます。
年末年始
年末年始は周辺道路は規制が入り内宮・外宮周辺は非常に混雑します。
臨時駐車場として、二見方面の県営サンアリーナの駐車場を使うなど身動きが取れないほどです。(二見駐車の方はバスで輸送されます)
それほど混雑する年末年始ですが、この時期はど宇治橋鳥居の真上からご来光が拝むことができるので、初日の出スポットでもあります。

桜の季節
桜が咲く3月下旬~4月上旬は、五十鈴川沿いの桜が満開となるので、伊勢の花見スポットとしても有名です。
内宮B駐車場周辺は桜並木になっているので、駐車場横にある赤福で食べながら花見なんてのもいいですね。

朔日参り
月の始め、毎月1日に参拝する朔日参りは、伊勢神宮では古より行われてきた風習になります。
ひと月を無事に過ごせたことに感謝をし、そして新しい月を無事に過ごせるようにお祈りを申し上げます。
この朔日参りでは、朝早くからおはらい町やおかげ横丁のお店も開店しているところもあり、その中でも「朔日朝粥を食べる」「朔日餅を買う」ことが人気となっています。

伊勢神宮周辺のまとめ



伊勢神宮を参拝される方の参考になれば幸いです。